2024年4月の活動報告

この間3月のまとめを書いたのに、また報告書いてる‥という気持ちを抱きつつ、4月の報告を残します。そして、もう5月の終わりに投稿。。。

火曜日ミートアップが定着

毎週火曜のミートアップ交流会では固定リピーターがつきながらも、毎回新しいメンバーも参加している。
それでも日本人が少ないので、日本人学生は無料にしたら?というアイディアをいただき、ちらほら学生さんも参加。

ここに来たら、日本語を話せる!という高いモチベーションを持ってきてくれているので、濃い時間になっている。

スナックナイトとボードゲームが人気回で、手作りおかしやチェコのボードゲームを持ってきてくれる。人見知り、話し下手でも同じ空間に居心地よくいれる雰囲気づくりが上手なスタッフのおかげだ。

さらに、参加者の中からお世話係を志望し、火曜日のミートアップをオーガナイズしてくれるメンバーも生まれた。

日本語弁論大会とルツカ

日本語、日本文化振興のための日本語弁論大会のスポンサーになった。
たくさんのチェコ人参加者の中、スポンサーとして参加した。

多くのスピーカーやサポーターがいたが、JCHイベント参加者はあまりおらず。(これまでイベントに参加してくれた方はだいたい覚えている)。さらに、運営母体の日本語教師会にもJCHの認知度はゼロに等しく、存在感のなさが課題だと感じた。

弁論大会は外国人で日本語スピーチをする。小学生も立派に日本語で発表していた。

中上級優勝者は日本チェコの往復航空券がもらえる。
優勝者は、カロル。JCHのイベントによくきてくれていた。

「JCHのイベントにたくさん行かせてもらったおかげです。」と、立派にお世辞を言ってくれた。彼は出会った時からペラペラだったので、お世辞を言えるほど日本語能力が高く、日本文化的考え方もある芸達者である。

4月のスナックまみに、スロバキア人でプラハ在住のルツカが来てくれた。彼女もよく交流会に参加してくれている。

ルツカとの出会いはコロナ前のミートアップだった。
彼女の担当の日本語教師がルツカにミートアップを紹介してくれた。

2021年に開催したJapandayのスタッフになってくれた。
独学で日本語をマスターしたチェコ人のハナと物販スタッフをお願いしたところ、2人ほ相性ピッタリで、海外旅行に一緒に行くほどの親友になっていた。

そんなルツカは、スナックまみで、来月スロバキアの弁論大会に出場すると教えてくれた。
じゃあ、今スピーチの練習してみる?と声をかけたところ、立派なスピーチを披露してくれた。

いつも壁に向かって練習してきたので、初めて人前で話したので緊張した!と言っていたが、日本語を学び、日本に行った思い出を語ってくれた。

後日、弁論大会が終わったばかりのルツカから2等賞🥈だったと写真が送られてきた。

プラハの優勝者、スロバキアの2位がJCHのイベント参加者であることが非常に誇らしい。

ルツカとの思い出を振り返ると、2019年から5年を経て、彼女は日本語能力をあげてきた。

彼女を見ると、人は学び、成長し、新しい役割を担うことができるということに気づいた。

人はそれぞれ、進学、就職、転職、出産、移住など転機がある。

転機ごとにJCHに戻ってきてくれ、彼らの人生の中でJCHがという居場所があるということはなんて有難いんだろう。
数年後、JCHのイベントに関わった人たちが大きな手土産を抱えて戻ってきてくれるような気がしている。

親の会発足

弁論大会で、もう一つ、出会いがあった。

以前、オンラインで開催されたフランスベルギー継承日本語勉強会で出会った、みくさんと弁論大会で再会した。お互いチェコ在住と自己紹介しただけで、いつかどこかで会えたらいいなと思っていた人だ。

みくさんはブルノ在住の日本語教師で、チェコ人夫と2人の子どもがいる。

子どもたちの継承日本語をチェコで発展させるためにはどうしたらいいもんかと2人で相談しあった。そして、ひとまず、チェコ人の子を持つ親のお話し会のゲストスピーカーを依頼した。

このように、JCHは一本釣りでコーディネーターをお願いしている。

バックグラウンド、興味、関心、スキル、経験を見て、じゃあ、これできそうじゃないですか?みんなのためにやってくださいよ!いつやります?と、ちょっと強引なお願いをする。

不思議なことに断られたことがない。
「私でいいですか?」と言われる。
「あなたじゃなきゃ、ダメなんです。あなたがふさわしいんです」とお願いする。在チェコ邦人として、一人一人の存在がユニークで、大事なんだと説明しています。

「いつやります?」も大事な一言。JCHを立ち上げるための重要な一言が「いつやります?」だった。駐在の方に、JCHの構想を話していたら「それ、絶対いいですよ、やりましょうよ、いつ立ち上げミーティングします?」とどんどん話が進んでいった。何を実現するためには、「いいね、やろう」じゃなくて、「いつやります?」の一押しがすごく大事。

種まきワークショップ

ストロモフカ公園に隣接する農園で種まきワークショップを行った。
チェコの自然の中で土いじり、種の観察、川から水汲み。

同じ幼稚園や学校の子も参加しており、学校外で親子と触れ合えた場所にもなったようだ。

チェコ人の家庭菜園の話を聞きつつ、形や色がそれぞれ違う種を見ながら、子どもたちが種を入れていく。
土いじり、スコップや一輪車をバランスよく運んだり、小さな種を摘んで穴に入れる作業は、子どもたちの体と心の発達を促す効果があるらしい。

種巻きが終わって、よし帰るぞ!と、鞄を持ち上げた瞬間、全てばら撒き、種があっちこっちに散ってしまった家族がいた。
とりあえず全部容器の中に詰め込んで、寄せ鍋のようなポットが出来上がった。
家に帰って種が出ると、どの野菜かわからない。図鑑を見ながら、どれかな〜と探しているようだ。
棚からぼたもちというか、図鑑を引っ張りだす、親子で頭をひねって考える。そういう、機会が生まれたのは微笑ましく、学ぶきっかけになっていいのではないかと思う。
そして、それをわざわざ写真に撮って報告してくれたお母さんがいらっしゃるのは、ワークショップを楽しんでくれた証拠だと思う。

バドミントン交流会

バドミントン交流会の報告はこちらにまとめました。

嗅覚反応分析大会

日本在住のアロマインストラクターの方が、プラハに来られるので、体験会をしたいと直接連絡いただいた。
日本語で参加できる大人向けのワークショップなどはなかなかできないと思っていたので、本当にラッキー。
2回も体験会は満席で、大好評だった。
子連れOKなので、和気あいあいとおしゃべりしながら、みんなで楽しみつつ、新しい友達を作れる場だった。

こちらの体験会では自分の特性を匂いで導き出し、それにあったアロマや食事、運動のアドバイスをいただける。

次回もプラハにくるそうなので、ぜひお願いしたい。

私も体験させてもらったが、不思議なことに、自分の性格をピシャ!と当てられた。
男性ホルモンの方が多くて、サバサバしており、女子供に優しい父親の存在。

JCH立ち上げ当初、「プラハにいるみんなのお母ちゃんみたいな存在になりたい」と思っていたのだが、実際の動きは父親のような感じらしい。

今ある体力を超過してアウトプットしているので、バタンを倒れる前に休息を取るようにとアドバイスをいただいた。元来グータラなたちで、昼までゴロゴロしていた専業主婦だったが、JCHの日々の運営であわあわしている。

助けて!困った!と手を挙げると、これほどの人が助けてくれるのか!と驚きを隠せない。とてもありがたい。

倒れる前に休息を。というアドバイスを受け止め、休息を取る暇はなさそうなので、パツンパツンのタスクを切り出すことにした。

キャパオーバーなのでタスケテー!!とヘルプをあげると、何人かの方が手をあげていただき、ソーシャルメディアの管理をまるっとお願いした。タスクが減ったことと、仲間が助けてくれるんだという安心感で気持ちが楽になった。

4月のJCHの様子を思い出せる限りに書きました。関わってくれた方、助けてくれた方、参加された方への感謝を込めて、記録とさせていただきます。みなさん、いつもありがとうございます。

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